わさび専業農家の私の場合、年間100日以上東京市場にわさびを収穫出荷しています。わさびには収穫しなければならない時期というのがないために、植えつけて一年半ほど経つと大体収穫して次の田んぼに移動します。中伊豆わさびは、年間通じて安定して市場に出荷しているために、いつでも生わさびが生産されている産地なのです。
わさびを収穫すると、かならずわさびの茎などの加工原料が出ますので、これでわさびの加工品を製造します。つまり、一年中”生”の加工原料が手に入るのが中伊豆地域なのです。しかも、わさび専業農家が最も多い生産地なので、季節変化が少ないんです。そのために、一年中”生”の加工原料が安定して手に入るわさび生産地と言うことになります。
さて、以前わさびにも色々品種がありますことをお話いたしました。品種によってわさびの味が違いますが、わさび漬の主な原料の「わさびの茎」の味も品種によって違いがあります。
一般的には「「美味しいわさび」の茎はやっぱり美味しい!!」
と言うことです。
当然といえば当然ですよね。皆さんがすりおろして食べている部分は、茎が変化した「根茎」と呼ばれている部分ですからね。
わさびの味は、ちょっとグルメな人よりもわさび専業農家のほうがよく知っていますよ。なにせ生わさびは年中食べつけていますからね。
わさびの味がわかるようになるには、生わさびを食べつけるようになることですね。
「チューブわさび」と生わさびの違いだけでなく、「うまいわさび」がわかるようになりますよ。
わさび専業農家の造るわさび漬の基本 その1
美味しいわさびの品種で造ると、美味しいわさび漬けができる。
当たり前といえば当たり前の原則ですよ。