伊豆のわさびは、湧水の水源林である天城山からの贈り物です。
わさびの出来ぐあいは、その水質にとっても左右されます。 湧き水の水質によって、同じ品種のわさびでも『まったく別のわさび』のように育ってしまいます。 何よりも湧き水の水質と水量によって、わさびの生育が決まってしまいます。
天城山に降る雨は年間3000ミリ以上にもなりますので、伊豆の河川は水量がとても豊富なのです。 天城山は一つの山ではなく、遠笠山(とうがさやま)、万二郎(ばんじろう)、万三郎(ばんざぶろう)の三つの連なる山の総称です。 この山の麓に湧く湧水源のあちこちにわさび田が造成されて、わさびの栽培が江戸時代より行われてきました。
特に中伊豆のわさび栽培は、栽培面積と生産量とが最も多いい産地で、品質もとても良いのです。
そして、江戸時代より業務用のわさび生産の産地として、プロの料理人の間では知られていた伊豆天城の代表的な産地なのです。
